飲食店などで食事をしてる際に、漬けあわせにたくあんが出されていたとき、たいていは二切れだと思います。
この理由は、語呂合わせです。
一切れだと「人切れ」、三切れだと「身切れ」に繋がり縁起が良くないからなのです。
さらに四切れは「4」が「死」と読めることから、二切れが選ばれているのです。
こういった習慣は、江戸時代の頃から続いているようです。
女の人の中には、母親から雛人形はひな祭りが終わるとすぐにしまわないと結婚が遅れるといわれたことはありませんか。
ひな祭りは、人の代わりに人形を川に流して体の穢れを清めるという中国の風習が伝わったのが始まりです。
元々は質素な人形だったのですが、江戸時代になって親の子どもを思う心からか次第に豪華な人形となっていったため川に流すことはなくなりました。
そんな豪華な人形を大切にするために、長く出しっぱなしにすることを戒めてこのような言い伝えができたと考えられています。
たくあんの語呂合わせの真実
Published 2023年10月23日 / by くるる / コメントをどうぞ カテゴリー: 食卓に関する迷信