先人たちに根付いた考えを知る

日本に昔から伝わる迷信や言い伝えは、生活に根付いたものが多いといえます。
それらから先人の思いや考え方を知るのは、日本人そのものの思想や意識を知ることにも繋がり非常に興味深いものです。
洗濯物を夜に干すのは縁起が悪いといわれますが、これは死者の着物は死んだ後もずっと干しておくという風習が昔にあったことが理由と考えられます。
なぜ長い間干しておくのかというと、着物にはその持ち主の霊が宿っているのでいつかまたこの世に帰ってくるかもしれないという遺族の切ない思いがあったからでしょう。
その後、霊や死者を想像させることからこのような言い伝えができたと思われます。
この言い伝えは理に適っており、夜に洗濯物を干すと虫がついたり夜露にあたって却って湿ってしまったり、盗まれる可能性もないとはいえないことから、それらを避けるためでもあるといえます。

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